幹部に年収1000万円を払う会社になろう・・北見昌朗著
昨日書店で見つけた本である。中小企業の給与を決める場合によく賃金統計表などを参考にする方もいらっしゃると思うが、どうもぴんと来ない方が多いのではないだろうか?
大企業が中心であったり、アンケートをもとにした統計であてにならない場合が多い。
そこで、北見先生は、実態に基づいた給与の額を調べて「「ズバリ!実在賃金」を作成したとのことである。
この賃金統計給与は平均額でなく「中位数」と言う概念で把握していると言う。
中位数とは、データを大きさの順に並べた時に、ちょうど真ん中に(上から数えて50%目)にくる値を採用しているのだ。
それで見ると、中小企業の役員の年俸で1000万円、50歳課長で700万円、30歳に月収30万円という数字が出たと言う。
中小企業の場合は、途中入社が多いので、大企業のように「大卒で勤続年数が何年でいくら」と言うように簡単にはいかないのであるが、よそ様との比較には有効であろう。
良い会社には、そこの会社での「生きがい」「仕事のやりがい」もあるけれど、給与・待遇も安心して働ける環境として最低限必要なものである。
永く勤務し、会社にとってなくてはならない人材が果たして報われた評価になっているか?又逆に、給与に見合う成果を上げていなくても年功序列で給与がもらえるいる制度になっていないだろうか?今一度給与制度を見直すきっかけになる一冊だ。


書評ありがとうございます。
感謝申し上げます。
北見昌朗 拝
投稿: 北見昌朗 | 2009年1月21日 (水) 20時26分